若干人間性の問題が垣間見られる日記。
主に行間を読む日記。
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傾注。
久しぶりの散財をやらかした。
ここんとこ自重してた節があるんだが…
18.1k円のお買い物。
ブツは南部式自動拳銃小型の恩賜刻印入り。
細かい事を説明しだしたら、一日分の日記をすべて消費する可能性もあるんだけど…
でもまあ、特に話すネタも無い事だし、オタク全開のトークをしてみても面白いかもしれない。
という事で、以下しばらく、興味の無い人は読み飛ばし可。
この銃の説明をする前に、設計者の南部麒次郎(なんぶきじろう)の話をしなきゃならんわけで。
この麒次郎ちゃん(失礼)は日本の銃器開発者で、アメリカで言うところのジョン・モーゼス・ブラウニングに当たるような人。
旧日本軍が使用した小銃やら機関銃やら拳銃やらの話をする上で、しょっちゅう見かける名前なので、その筋の人なら大概知ってる超有名人。
但し、個人的な評価になるけど、彼がイチから設計に携わった銃ってのは独創性のあまり失敗している銃が多い気がする(笑
ともあれ、そんな麒次郎ちゃんが明治(!)35年に開発したのが、日本にとって初めての国産自動拳銃となる南部式自動拳銃大型。
軍での採用を目指して、実際結構いい線まで行ったんだけど、結局陸軍のトライアルには落選したらしい。
ここらへんは諸説あって、トライアル自体が無かったという話から、採用が内定していながらエライ人の一声でダメになったという話まで様々。
はっきりしてるのは、陸軍は使わなかったけど、海軍では一応採用されたって事。
で、その南部式自動拳銃大型スケールダウンしたのがこの南部式自動拳銃小型。まんまじゃねぇか、とかそういうことを言ってはいけない。
ちなみに、南部式自動拳銃大型は、後々改良されて十四年式拳銃として旧陸軍に採用され、旧軍と運命を共にする事に。
とまあ、暗い歴史の話はさておき、この南部式自動拳銃、所謂ベビーナンブ。
麒次郎ちゃん開発の銃だけあって、「悪くは無いけど、決してベストとはいえない」部分がチラホラある訳で。
そもそも間違いの発端となったのは使用弾薬。8mm南部という、世にも中途半端な弾薬を使用するおかげで、いろんなところに不具合が。
威力そのものは大したことない、というより寧ろ弱い部類なのに、変にボトルネックとかにしちゃったおかげで、ガス圧だけはいっちょ前に高くなって、銃本体には閉鎖機構をつけなきゃいけなくなっちゃって。おかげさまで、威力の割りに大きいし複雑な銃になっちゃった、というお話。
あるものは使う日本人の精神か、この8mm南部は結局大戦終結まで採用され続けて、おかげさまでこの弾を使う銃はことごとく評価が「威力の割りにやたらと複雑」という評価がついてまわるハメに。
で、何をどう勘違いしたのか、その大型拳銃を小型化するときにも同じミスを繰り返す麒次郎ちゃん(笑
折角弾薬のサイズを7mmに小さくしたのに、またボトルネックとかつけちゃうから、護身用拳銃なのにやたら複雑なギミックを搭載しなきゃならなくなっちゃうわけで。
そんなに好きか、ボトルネック(笑
くびれてるのがそんなに良かったのか(笑
(独り言)俺だってきらいじゃないけどさ(笑
参考までに、同じ程度の威力を持つ海外の銃は、どれもこれも「威力は弱いけど、単純な設計で動作は確実」のがウリ、というかそうであるのがスタンダード。イタリアのM1934とか、ドイツのPPとか。
そんなわけで、実用性の割りに妙に凝ったつくりになっちゃった小型のほうは、大して量産されるでもなく生産中止に。一説には6000挺ちょっとだとか。量産された銃としては異例の少なさ。
あまりに少なすぎて、今じゃ超がつくほどの稀少品で、アメリカとかだとやばいぐらいの価格で取引されてるんだとか。
そんなベビーナンブなんだけど、陸軍大学校の成績優秀者に対する恩賜(おんし、と読む)品としても使われたようで、レシーバー上部に「恩賜」と刻印されたモデルがあったようで。
マルシンさんも俺もそこら辺が分かってるので、何の疑問も抱かず恩賜刻印モデルを調達(笑
上のほうでは散々複雑複雑と書いてるんだけど。
確かに軍用の拳銃としてはそれはあまりよろしくないんだけど、俺がモデルガンとして所有する分にはメカメカしくて、非常によろしい。
小さいボディに、ギミックがぎっしり詰まってる、ってのはメカ好きとしてはニコニコだね。
銃刀法の関係で、金属モデルガンは黄色か金色に着色するのが義務付けられてるんだけど、「恩賜」の刻印が入ってると、金色でも違和感ないね。
突然レトロな銃が欲しくなって入手したんだけど、満足度高。
よきかな、よきかな
……ふう、サクッとまとめるつもりが、案外長くなった。
結局何が言いたいか、って言うと、ベビーナンブすげー、ってこと。
小さい銃っていいよね。
(独り言)でも、お姉さんにはそれなりのボディスペックを要求します(笑
そんな今日は金曜日(本題)。
2~3時限目の講義を受けるために学校に向かい、帰りがけにセンター止めしておいた荷物を回収。
帰宅後はゴロゴロしながら過ごして。
……でもまあ、普段どおりだね(笑
(独り言)ああ、自堕落属性。矯正してくれる義姉が欲しいなぁ…
明日は土曜日。
一応なにもないので、昼まで寝てるかな(笑
以上。
-歴史を知らないものは、同じ過ちを繰り返すことになる-
久しぶりの散財をやらかした。
ここんとこ自重してた節があるんだが…
18.1k円のお買い物。
ブツは南部式自動拳銃小型の恩賜刻印入り。
細かい事を説明しだしたら、一日分の日記をすべて消費する可能性もあるんだけど…
でもまあ、特に話すネタも無い事だし、オタク全開のトークをしてみても面白いかもしれない。
という事で、以下しばらく、興味の無い人は読み飛ばし可。
この銃の説明をする前に、設計者の南部麒次郎(なんぶきじろう)の話をしなきゃならんわけで。
この麒次郎ちゃん(失礼)は日本の銃器開発者で、アメリカで言うところのジョン・モーゼス・ブラウニングに当たるような人。
旧日本軍が使用した小銃やら機関銃やら拳銃やらの話をする上で、しょっちゅう見かける名前なので、その筋の人なら大概知ってる超有名人。
但し、個人的な評価になるけど、彼がイチから設計に携わった銃ってのは独創性のあまり失敗している銃が多い気がする(笑
ともあれ、そんな麒次郎ちゃんが明治(!)35年に開発したのが、日本にとって初めての国産自動拳銃となる南部式自動拳銃大型。
軍での採用を目指して、実際結構いい線まで行ったんだけど、結局陸軍のトライアルには落選したらしい。
ここらへんは諸説あって、トライアル自体が無かったという話から、採用が内定していながらエライ人の一声でダメになったという話まで様々。
はっきりしてるのは、陸軍は使わなかったけど、海軍では一応採用されたって事。
で、その南部式自動拳銃大型スケールダウンしたのがこの南部式自動拳銃小型。まんまじゃねぇか、とかそういうことを言ってはいけない。
ちなみに、南部式自動拳銃大型は、後々改良されて十四年式拳銃として旧陸軍に採用され、旧軍と運命を共にする事に。
とまあ、暗い歴史の話はさておき、この南部式自動拳銃、所謂ベビーナンブ。
麒次郎ちゃん開発の銃だけあって、「悪くは無いけど、決してベストとはいえない」部分がチラホラある訳で。
そもそも間違いの発端となったのは使用弾薬。8mm南部という、世にも中途半端な弾薬を使用するおかげで、いろんなところに不具合が。
威力そのものは大したことない、というより寧ろ弱い部類なのに、変にボトルネックとかにしちゃったおかげで、ガス圧だけはいっちょ前に高くなって、銃本体には閉鎖機構をつけなきゃいけなくなっちゃって。おかげさまで、威力の割りに大きいし複雑な銃になっちゃった、というお話。
あるものは使う日本人の精神か、この8mm南部は結局大戦終結まで採用され続けて、おかげさまでこの弾を使う銃はことごとく評価が「威力の割りにやたらと複雑」という評価がついてまわるハメに。
で、何をどう勘違いしたのか、その大型拳銃を小型化するときにも同じミスを繰り返す麒次郎ちゃん(笑
折角弾薬のサイズを7mmに小さくしたのに、またボトルネックとかつけちゃうから、護身用拳銃なのにやたら複雑なギミックを搭載しなきゃならなくなっちゃうわけで。
そんなに好きか、ボトルネック(笑
くびれてるのがそんなに良かったのか(笑
(独り言)俺だってきらいじゃないけどさ(笑
参考までに、同じ程度の威力を持つ海外の銃は、どれもこれも「威力は弱いけど、単純な設計で動作は確実」のがウリ、というかそうであるのがスタンダード。イタリアのM1934とか、ドイツのPPとか。
そんなわけで、実用性の割りに妙に凝ったつくりになっちゃった小型のほうは、大して量産されるでもなく生産中止に。一説には6000挺ちょっとだとか。量産された銃としては異例の少なさ。
あまりに少なすぎて、今じゃ超がつくほどの稀少品で、アメリカとかだとやばいぐらいの価格で取引されてるんだとか。
そんなベビーナンブなんだけど、陸軍大学校の成績優秀者に対する恩賜(おんし、と読む)品としても使われたようで、レシーバー上部に「恩賜」と刻印されたモデルがあったようで。
マルシンさんも俺もそこら辺が分かってるので、何の疑問も抱かず恩賜刻印モデルを調達(笑
上のほうでは散々複雑複雑と書いてるんだけど。
確かに軍用の拳銃としてはそれはあまりよろしくないんだけど、俺がモデルガンとして所有する分にはメカメカしくて、非常によろしい。
小さいボディに、ギミックがぎっしり詰まってる、ってのはメカ好きとしてはニコニコだね。
銃刀法の関係で、金属モデルガンは黄色か金色に着色するのが義務付けられてるんだけど、「恩賜」の刻印が入ってると、金色でも違和感ないね。
突然レトロな銃が欲しくなって入手したんだけど、満足度高。
よきかな、よきかな
……ふう、サクッとまとめるつもりが、案外長くなった。
結局何が言いたいか、って言うと、ベビーナンブすげー、ってこと。
小さい銃っていいよね。
(独り言)でも、お姉さんにはそれなりのボディスペックを要求します(笑
そんな今日は金曜日(本題)。
2~3時限目の講義を受けるために学校に向かい、帰りがけにセンター止めしておいた荷物を回収。
帰宅後はゴロゴロしながら過ごして。
……でもまあ、普段どおりだね(笑
(独り言)ああ、自堕落属性。矯正してくれる義姉が欲しいなぁ…
明日は土曜日。
一応なにもないので、昼まで寝てるかな(笑
以上。
-歴史を知らないものは、同じ過ちを繰り返すことになる-
はいどうも。
さて、昨日はあのザマなので、当然「姉です」は進められず。
しかしまあ、それでテキメンに眠れなくなるので、不思議。姉分恐るべし。
今日は(既に0336時)なんだけど、溝ラジ聞きながら過ごしてる感じで。
まあこの感想もまた明日。
以上。
さて、昨日はあのザマなので、当然「姉です」は進められず。
しかしまあ、それでテキメンに眠れなくなるので、不思議。姉分恐るべし。
今日は(既に0336時)なんだけど、溝ラジ聞きながら過ごしてる感じで。
まあこの感想もまた明日。
以上。
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