忍者ブログ
若干人間性の問題が垣間見られる日記。 主に行間を読む日記。
[108] [107] [106] [105] [104] [103] [102] [101] [100] [99] [98]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

傾注。

本日午前8時30分、第一次期末戦争が勃発した。
本日は初日ということで、各地で熾烈な戦いが繰り広げられた。
大まかには、英語W艦隊が艦砲射撃で海岸線を制圧、直後に現代文陸戦師団が上陸し、更に増援に駆けつけた化学a航空攻撃隊による拠点爆撃が行われた。

防衛一方だった我々は始終不利な展開だったが、それでも抵抗を続け、拠点陥落だけは免れた。
そのための犠牲はあまりにも大きかったが。

ひとりの隊員の手記を掲載しておく。

リック上等兵の手記----------
朝方に軍曹にたたき起こされ、装備を持ち集合するように言われた。
集合場所では既に仲間が集まっていた。
そこで先ほど侵攻があったことを伝えられた。
俺はA分隊に配属されることになった。
敵の現代文陸戦師団と戦うらしい。
軍曹の話では味方の増援は望めないらしい。
それでも行くしかなかった。
大丈夫だ。仲間も一緒なのだから。

戦闘は酷いものだった。
敵の戦力はむらがなかったからだ。
大型記述砲で武装した自走砲が漢字速射砲の援護を受け突撃してくるのだ。
俺の目の前でも速射砲で仲間がひとり蜂の巣にされた。
あいつはいいやつだったんだ。出撃前も、不安がるみんなに声をかけ、勇気付けてくれた。
そんなやつもやられて、一人、また一人と仲間が減っていった。
俺は生きて帰れるのだろうか。

唯一の味方増援と思っていたワーク航空支援隊も上層部の不手際から戦闘地域にやってくることはなかった。
守るだけの戦いがこれほどつらいとは思わなかった。
さっきも記述砲弾が近くに着弾した。
町に残してきた家族に会いたい。

遂にバンカーを維持できなくなった。
さっき軍曹から撤退するように命令があった。
やっと戻れる。家族の下へ。
死んでいった仲間の家族へもいろいろ伝えなきゃならない。
生きて戻らなくては。

-------------------
この手記を記したリック上等兵は撤退中に行方不明となり、彼のものと見られる遺体からこの手記が見つかった。

明日は更なる猛攻が予想される。
というのも物理航空攻撃隊、古文陸戦師団、数学α大規模作戦群が投入されることになっているからだ。
我々はこの攻撃に耐えなければならない。
各員の一層の奮闘を期待する。

以上。

―楽勝…さ…―
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
SIG
年齢:
36
HP:
性別:
男性
誕生日:
1988/07/15
趣味:
下記
自己紹介:
身長:自称160cm後半
体重:人命は地球より重い
座高:身長の2分の1以上
趣味:パソコン、サバゲー、機械弄り
苦手:ブロッコリー、カリフラワー
口癖:「プロだから」
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリー
最新コメント
(07/15)
(07/15)
(07/14)
(01/31)
(01/31)
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(03/28)
(03/29)
(03/30)
(03/31)
(04/01)
カウンター
忍者ブログ [PR]