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若干人間性の問題が垣間見られる日記。 主に行間を読む日記。
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傾注。

本日を以って第一次中間戦争が終結した。
今日は最終日の報告を行おうと思う。
尚、一部、俺が真面目だからこんな報告をしている、という話があるが、本当に真面目な人はこんな報告方法はしないかと…。

本日は当初から激戦が予想されていた。
そして、連中はやってきた。
まず口火を切ったのが、古文陸戦旅団だ。
西国境を越え、猛烈な火砲の援護を受け、進撃してくる。
ただ、こちらも最初から分かりきっていたことのなので、アクセス式中距離対地ミサイルを搭載した航空防衛隊を出撃させ、敵旅団の補給路を壊滅させた。
これにより、補給戦を失った敵旅団は継戦困難とみて、投降してきた。
最後の小隊も投降すると見られたが、140mm現代語訳自走砲を使っての特攻を受けた。
また、投降した小隊数個が自爆攻撃を行うなどして、トラップにかかった陸上防衛隊の数個小隊が壊滅するダメージを被った。
これに関しては後日国連に報告する。

西方戦線では辛くも勝利を収めたものの、15分後、敵最高兵力といわれる数学γ航空遊撃隊の接近がスカイレーダーから伝えられた。
すぐさま、航空防衛隊をスクランブル発進させたが、戦闘開始から10分後には敵スタンダード演習級重爆撃機4機が小問集合隊に守られ、首都上空に接近してきた。
うち2機に関しては、航空防衛隊のウィルパワー(=気力)中隊と陸上防衛隊のガッツ(=根性)16連対空ミサイル、及び海上防衛隊の60mm希望対空機関砲により撃墜したが、残り2機及び小問集合隊が20分後に首都への爆撃を開始した。
首都上空において対空機関砲で重爆1機を撃墜したが、小問隊に関しては狙いが定まらず、かつ事前情報と違う兵装により適合装備が調達できなかったため、首都が壊滅的な打撃を受けた。
だが、首都防衛隊の活躍により、敵側にも多大な損害を与えたため、敵は損害過多による継戦不能となり、帰投していった。

敵航空部隊の撤退から、5分後、外交努力により双方条件付で停戦となった。
以後、国連からの停戦監視員が派遣されるが、大方の予測として3週間以内に大規模戦闘が勃発することが確実視されている。

結局、こちら側も多大な損害を被った。
また、直接戦闘は終結したが、これより情報戦(返却)が始まるため、油断は出来ない。
とにかく、防衛隊の諸君の勇敢さ、粘り強さには心からの敬意を表する。
これからも大変になるであろうが、折につけこれらのことを思い出してほしい。
どんな絶望にも解決の道は必ずある、と。

以上。

―自分の周り全てを消すより、自分が消えたほうが早い。―
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